中井 光次 1945(昭和20)年9月8日〜1946年12月13日
1951(昭和26)年4月25日〜1963(昭和38)年3月23日
内務省に勤務し、各府県の内務部長・警察部長を歴任。島根県知事(官選第32代)、その後大阪市助役(1936年〜1945年9月)を務める。日本の首長としてはごく少数の、官選・公選の両方で選ばれた首長である。
助役と市長の在職期間は、通算22年。
近藤 博夫 1947(昭和22)年4月7日〜1951(昭和26)年4月4日
初代公選大阪市長。大阪市役所に入り港湾部長・理事を歴任し、大林組に入り常務。また土木学会関西支部長などを務めた。
中馬 馨 1963(昭和38)年4月19日〜1971(昭和46)年11月8日
大阪市役所に就職。若い頃から關一ら歴代市長の側近にあって市政の枢要に触れる。市民局長、総務局長を経て、1948年7月3日〜1956年7月2日助役。
助役と市長の在職期間は、通算16年。
大島 靖 1971(昭和46)年12月20日〜1987(昭和62)年12月18日
1939年に内務省へ入省。1949年から大阪府労働部長を務め、1954年に在ジュネーヴ領事。1959年に労働省審議官に就任し、1960年には労働省労働基準局長。1963年5月31日〜1971年11月25日大阪市助役。
助役と市長の在職期間は、通算24年。
西尾 正也 1987(昭和62)年12月19日〜1995(平成7)年12月18日
民生局長・市長室長・交通局長・大阪市を退職、大阪港振興株式会社代表取締役社長に就任。1983(昭和58)年5月31日〜1987(昭和62)年7月18日大阪市助役。
助役と市長の在職期間は、通算12年。
磯村 隆文 1995(平成7)年12月19日〜2003(平成15)年12月18日
1975年大阪市立大学教授に就任。1990年 1990年4月1日〜1995年9月18日大阪市助役。
助役と市長の在職期間は、通算13年。
關 淳一 2003(平成15)年12月19日〜2007(平成19)年12月18日
大阪市立大学医学部卒業。同大助手、講師を歴任。1987年 大阪市立桃山市民病院副院長兼第一内科長に就任。1992年 大阪市環境保健局長に就任。1995年12月28日〜2003年9月19日大阪市助役。
助役と市長の在職期間は、通算12年。
大阪市長職は、選挙制度ではなく、徒弟制度で成り立っていたかのような印象を受けるのは、私だけだろうか。(2016年4月18日・記)